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日記を全く書いていなかったわけではないのだけど、未完の断片が積もっていくだけで全然投稿できていなかったので適当に放流しようと思う。
朽ちゆく肉体
年始早々にA型インフルエンザにかかってカスでした。潜伏期間的に多分年末の忘年会でもらってきたものだと思う。インフルエンザの診断をもらったのは10年ぶりぐらいなのですが、二晩ぐらい熱の苦しさが厳しく、確かにこれは異常行動を起こしてもおかしくはないなという気がした。熱が苦しいしお正月ということで病院になかなか行けず、発熱から3日でようやく病院に行けました。抗ウイルス薬は発熱から3日以内でしか処方できないらしく、ぎりぎりだった。タミフルやリレンザは聞いたことがあったけど、今回はゾフルーザというものでした。わりと最近出た薬で、タミフルがウイルス粒子の細胞からの遊離を阻害するのに対して、こちらはウイルスのmRNAの合成を阻害するらしい。持ち主に無許可で細胞のリソースをウイルスの合成に使うのをやめてほしいと思っているので、わたしの思想的にはゾフルーザが合っているのかもしれない。思想で薬を選ぶことってあるのか?お正月休みが完全にキャンセルされてしまい、いろいろなことができないままになってしまいました....
3月は謎の風邪になった。咽頭炎になって最悪、と思っていたら嗅覚が全然無になってしまったんですけど、これCOVID-19とは違うんですかね?発熱と咳は全く無くて、体が若干だるいかなぐらいだったのですが、こういうことは初めてな気がする。鼻水は青っ洟がやたらと出る。病院でも熱ないならコロナやインフルじゃないねぇと言われて、消炎鎮痛剤と細菌性のかもしれんからということで抗菌剤をもらったんですけど効いたのか自然治癒なのかわからん。
4月はもう2回も偏頭痛になっている。何度も書いていることだが、就労してからというもの体調が本当によくない。労働、健康に悪すぎる。
そして三十代最初の健康診断の結果は、なんとE判定(要精密検査)でした。いきなり便潜血かよ。三十代らしいな。どうすんだこれ。来週あたり紙の検査結果と一緒に紹介状が届くらしいので、それを持って病院池ということっぽい。死そのものは怖くないが、死に至る苦痛は普通にこわいです。死ぬ場合どうするか。まずは二柱の神様に報告と感謝を。普遍的な知識に関する蔵書は全て大学に寄付したい。1年で賞味期限切れになるアイテーの本は会社に寄贈するのがいいか。CDや小説、漫画の類は好きな人が持っていけばいい。家の前の路上にでも置いておくか。金銭的な遺産は生きている家族に7割を、残りは大学と楽団に寄付したい。楽団の会計資料はわたしの頭上の天袋にある。通帳やカードは通勤カバンに入っている。楽器はR-13GLをビュッフェ・クランポン日本支社で修理調整のうえ中学に寄贈し、他は大久保の石森管楽器に売るのがよい。スマートフォンとパソコンその他電子機器は全て情報を完全に消去し廃棄するように。クレジットカードはどうしたらいい。残高は相続人が支払うらしい。いろいろなサブスクも解約しなければ。Twitter(現X)のアカウントは何も言わずそのままにしておいてくれ。午睡機構はドメインかVercelかMongoDBのどれかが死ぬか後方互換性のないアップデートがなされたときに消滅するだろう。
ということで消化器内科に行って内視鏡検査を予約したので結果を震えて待て。先生がさらっと「大腸癌 疑い」とか書いてて、草。「お年頃ですからね、胃の検査もおすすめですよ」とのことです。お年頃らしい。
散髪
7億年ぶりに髪を切ってもらった。地域のオタク御用達の1000円カットが混み過ぎて厳しい問題から開放されるべく、ホットペッパービューティーで少し遠くの理容室を予約。美容室は銀河系の星の数ぐらいあるけど、理容室って全然ないんですかね?時間通り着いた瞬間に早速散髪開始だったし、後ろの人を待たせている感覚もなく、無予約に比べてUXが良すぎる。担当してくれたお兄さんも親切な人でよかった。猛烈にモサモサの汚いオタク状態からの、明るく優しい感じにしたいんですよね~という雑すぎるオーダーでも丁寧にヒアリングしてもらい、無事清潔なオタク状態となった。人生で初めてワックスできちんとセットしてもらったのですが、乾いた髪そのままよりも水分を含んだ感じのほうが見た目に気を使っている感が出て、これが大事とのこと。なるほどね。あとわたしは結構硬い髪質なんだけど、特にガチガチに立てて固めたいとかでないなら、やわらかいクリームみたいなタイプのワックスで十分らしい。情報があり、ありがたい。今のところリップスというブランドの play wave というやつを使っています。最近は毎朝髪が全然うまく仕上がらないたびに、「これが普通の人がやってきたことを全くやってこなかった罰なんですね~」と思っています。ヘアワックスといえば学校で禁止されている物事の代表格ですよね。学校で禁止されていること、いつの間にか出来て当たり前、出来ないと人間として未熟ということになっていがち。
原神
テイワット大陸に帰ってきた。労働なんてものに負けず、原神をやったほうがいい。璃月の沈玉の谷、フォンテーヌのペトリコール町あたりからやっておらず、ナタは完全に未踏の状態からスタートです。ストーリーがいちいち激重(褒め言葉)なので前者2つだけでもうめちゃくちゃ冒険した気分ですね。ペトリコールはクジラ先輩たすかる。沈玉の谷は鯉先輩たすかる。ナタは隊長がよかった。死の執政ロノヴァとの最後のシーンめちゃくちゃかっこよかったですね。普通に意味はわかりませんでしたが....(痴呆) 炎神は死と引き換えにロノヴァから力をもらっている契約だったわけですよね?なんで隊長が夜神と一体化することでOKなんすか?隊長が死ぬのは不死の呪いがあるから無理、じゃあ不死の呪いは解かないまま夜神と一体化で死っぽい感じするしおまけしといてあげるね....という感じなのでしょうか。マーヴィカじゃなくてぽっと出の隊長でいいのかよ。ネットに転がってる解説とか読んじゃいましたけど、普通にわかんなくて草です。ロノヴァさん、天空から不気味な眼差しでリモート参加してないで現地来てちゃんと説明してくれ(老害爺並感)あとシトラリおばあちゃんすき。家の合鍵くれるの、何?
ということでね、ナド・クライにやってきたわけですが、サンドローネ様が安易にデレに走らない正統派ツンデレで良すぎる。ツンデレはかつてツンの比率のほうが圧倒的に高かったはずですが、いつのまにかデレデレしてるキャラがたまにツンとするのが良いみたいになってしまいましたよね[独自研究?] サンドローネ様は言葉でデレないのがいいですね。
- 「未知は霧のようなもの。払えば消えるわ。」←研究者としての気高さが現れている +9999999点
- 「...もう一戦やってもいいわよ。ちょうど気が立ってるから。」←気が立ってる +9999999999点
- 「...少なくとも・・・計算することで誰かを傷つけることはない。脳細胞はいくらか死ぬかもしれないけど。」←このときのやわらかい表情ほんとすき
- 「んぐ・・・ゲームの筐体ごときに、なんでこんな身動きが取れないの!」←はさまれていて、かわいいですね....
あとアラン・ギヨタンの知り合い?ということで長生きであることがわかり、よかった。おれはご長寿美少女が大好きなため。 それから水仙十字に関してめちゃくちゃ語ってくれるところとかで特に分かりますが、憎まれ口叩きキャラでありながら実はめっちゃ熱い心をお持ちでいらっしゃる。大好きです。ファデュイの下っ端になって表向きは傀儡様とお呼びしつつ頭のなかではサンドローネ様とお呼びしていたのがあるときうっかり漏れ出てしまってちょっと気色悪いわね....と思われたかった。 サンドローネ様、大好きです。お慕いしております。いえ、愛しております。
コロンビーナ・ハイポセレニアさんももちろん大好きです。オタクはミステリアス美少女が大好き。コロンビーナさんは銀月の庭に行くとストーリー中でなくても普通に会えるというのがすごい。そういう仕掛けは地味に初めてでは?なので博士に帰郷を邪魔されてどっか行ってしまってから完全に病気になってしまいました。コロンビーナさんのいない銀月の庭に毎日足を運び、嗚咽しています。サンドローネ様も来ているあたり、彼女も完全に病気になっているに違いありません。銀月の庭にひとり取り残された記録が好きな月霊くんかわいそう。
ナド・クライ編、インターステラーだったのか。コロンビーナさんが「わたしの正直度は、90%だよ...!」と言って宇宙船を分離してブラックホールに落下していく場面は涙無しには観られませんでしたね....いや本当に、過去に遡ってメッセージを送り未来を導くところ、特に本を動かすとか完全にインターステラーですよね。月の影は5次元テッセラクトだった...?月神パーティー組みたいのでカノン姉様、アリア姉様、ソネット姉ぇ(ねえ)も実装お願いしますね....
サンドローネ様......そんな......予告編で素手で博士を殴りに行く気概を見せていて爆笑したりしていましたが、まさかこんなことになるとは.....コロンビーナさんが帰ってきたものの、今度はサンドローネ様のことで本編終了後完全に病気になってしまい、彼女が遺したノートを読んだり、遺体が送られたというフォンテーヌを徘徊することしかできなくなってしまいました....というか博士との戦いの後のシーンで、サンドローネ様の死にみんな冷めすぎじゃないですか?戦いの直後ではなく少し時間が経っているからでしょうか。蛍たそはナタの戦いで人の死を見過ぎているかもしれませんが。御前試合に敗れ雷電将軍に処刑されたロザリンと違って味方に着いたわけなので、仲間内で葬儀ぐらいあってもよかったのでは?またしばらくしてから執行官参列の葬儀ムービーが出て終わりだったら悲しすぎますよ!!
コンサートとか
オペラを初めて劇場で観たのですが、大変よかった。二期会と東フィルによる「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「道化師」の2本立て公演でした。場所は東京文化会館大ホール。どちらの作品も、舞台が床ごと回転することで、その上に構築された背景となる建物や部屋といった背景の見える面が変わって場面転換していくという仕掛けです。すごすぎる。文化会館の舞台って死ぬほど広いんですけど、これが回転するってどういうことなんだよ。さらにカヴァレリア・ルスティカーナの冒頭は緞帳が上がると写真であるかのように全員が静止した状態から始まったり、道化師は全体を通して劇中劇と劇中の現実を行ったり来たりだったりと、観客側が観客であるということを意識させられる演出が徹底されているように思えました。舞台のミニチュアっぽさにこの演出が加わり、さらに偶然天井桟敷のチケットを取っていたのでめちゃくちゃ神視点になっていて、オペラという言葉にあった古臭い印象が完全に破壊される新鮮な体験でした。 ちなみに長いソロが終わったり盛り上がるシーンが終わったりすると途中でも拍手やブラボーの声が起きるんですけど、きちんとした公演でありながら大人しく座ってるだけじゃないというのが、普通のコンサートしか行ったことがなかった身には面白く感じられました。良かったら拍手するっていうのはジャズのコンサートっぽさがある。 こんな感じで聴覚だけでなく視覚的にもストーリー的にも場の雰囲気的にも面白いことがたくさんあるから、もしかしたらクラシックのコンサートはつまんないけどオペラなら楽しめるという人もたくさんいるかもしれん。
あと全然狙って行ったわけじゃないんですけど、道化師の劇中劇にアルレッキーノとコロンビーナ、つまり原神のキャラクター名の元ネタが登場したせいで非常に驚き、一人だけオタク・ニチャつき・スマイルで観劇しておりました。 アルレッキーノもコロンビーナも、コメディア・デッラルテ(commedia dell'arte)というイタリア発祥の即興演劇に登場するストックキャラクター(テンプレ的なキャラクター)なんですね。 アルコロやコロアルはコロサンに比べて全然見かけないカップリングだけど、元ネタ的にはそれらのほうが正しい。
東京都交響楽団の第1039回定期演奏会に行ってきた。純粋なオケのコンサートに行ったのは昨年のサイトウ・キネン以来か。サントリーホールはかなり久々な気がする。曲目はラヴェルの「ラ・ヴァルス」、サン=サーンスのピアノ協奏曲第4番、プロコフィエフの交響曲第3番でした。燃え上がれ~って感じがする(鹿目まどかさん並の感想)。指揮はピエタリ・インキネン、ピアノはキット・アームストロングでした。指揮者って北欧人が多すぎるだろ。音楽を導くことに長けた人種なのか?自然がデカすぎるから描きたい音楽もデカい人が多いのかな。身長もデカいし。ラ・ヴァルスはほとんどこれを目的として行ったようなものなのですが、たいへん上品な演奏でよかった。サン=サーンスはサン=サーンスって感じ。サン=サーンスのサン=サーンスっぽさって全然説明できないんだけど、あれはなんなんだ。微妙に彩度が低い枯れた感じというか渋さが特徴的じゃないですか?2階席の後ろの方に座っていたのですが、コンチェルトを遠くで聞くとどうしても物理的な音量でオケに対してソロのスケールが小さく感じられてしまうのでちょっと失敗したな。とはいえアームストロングの演奏はシュッとしていつつもしっかり熱いものが内にある感じでよかったです。アンコールは同じくサン=サーンスの「左手のための6つの練習曲 op.135 より第2番 フーガのように」とのこと。全然知らなかったけど、片手でフーガっぽくなる面白い曲でした。バッハの音楽を抽象化したみたいな印象だった。ちなみに後でプロフィールみたらアームストロングは理学のお兄さんらしい。音楽家、理学のお兄さんいがち。ポリーニも物理やってたしな。プロコフィエフはあんま知らなくて一応予習して行ったけどマジで暑苦しい曲です。高校生とかが好きそう(偏見) たしかにわたしもこういうカロリーの高い曲が好きな時期がありましたが、最近はあまりウオーッかっけぇ!!!という感じにはならなくなってしまいました。
オスモ・ヴァンスカが都響でシベリウスをやるというので行ってきた。会場はサントリーホール。曲目はシベリウスの交響曲第1番と第4番。指揮者って北欧人が多すぎるだろ。わたしはどの作曲家も後期に書かれた交響曲のほうが好きになることが多くて、シベリウスも1, 2, 3番はあまり刺さっていなかったのだけど、今こうして聞いてみると1番も意外といいかもなと思った。4番はもう昔から大好きですが、今回は弦と対話するフルートが特に良かったですね。暗い精神状態のときに励ますわけでも過度に同調するわけでもなく、「うんうん、そうなんだねぇ」ぐらいのテンションで話を聞いてくれる存在のような感じがしてよかった。
ニコラ・バルディルーが読響に来るというので楽団の仲間と行ってきた。会場は芸劇で、指揮は尾高忠明。尾高忠明、昔から見た目がずっと変わらないおじいちゃんすぎる。バルディルーの楽器はバセットクラリネットで、即興っぽいアレンジがたくさん入っていたし、音作りも昔のツゲの楽器っぽいフワッとして芯を作りすぎないしフォルテでも音圧をあまり高めない感じで、上品な古楽志向の演奏だったと思う。第2楽章が特に良かった。アンコールは読響のクラリネット奏者たちとビゼーのカルメンを三重奏でやってた。ヴァンドレンのYouTubeチャンネルにアップされてるカルメン・ファンタジーがめちゃくちゃ有名だけど、十八番なのかもしれん。カルメンを演奏するときの音は現代のフレンチクラリネットらしいめっちゃ陰影のハッキリした良い感じに乾いた音で、やはり音の使い分けをやらないとなぁと思いました。 後半のメインはリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」でしたが、やはりリヒャルト・シュトラウスはわたしにはよくわからん。編成がデカくて音もデカいからスゲ~となるけど好きかと言われるとんにゃっぴ....なんだよな(んにゃぴ警察だ!)。ヴァイオリンソロは見事でした。 コンサート後は芸劇の地下から池袋駅の2番口に入ってすぐのカフェでお茶をしたり、芸劇に戻ってインフォメーションカウンター裏のレストランで食事をしたりした。カフェではアレキサンダーというチョコレートケーキと紅茶を注文。本当はでっけぇフルーツタルトがよかったのだけど、目の前で売り切れてしまった。でもアレキサンダーも美味でした。レストランはベルギービールを推してたり基本洋食なんだけど急にSuigyoza──水餃子があって面白かった。水餃子はジェノベーゼとかいろいろありましたがプレーンを選択。普通においしかったですね。あとは鯛のなんらか(すっぱいやつ)、レモンクリームのパスタ、白ワインを3種類とかを食した。なんだかんだといって22時半ぐらいで解散。翌日出勤の日曜日に飲んだのはかなり久々だったと思う。コンサートの感想を話せる人がいるのはいいことですね。
4月17日、アルバン・ベルクの「ルル」を観に新国立劇場へ足を運ぶ。オペラパレスって初めて行ったんですけどすごい縦長の空間なんですね。3階の一番前の席で眺めは最高でしたが足もとの狭さがわりと苦しかった。前回の初オペラから2回目でいきなり新ウィーン楽派かよという感じだけど、曲やストーリーはある程度知っていたので普通におもしろかったです。ただ今回の「ルル」は2幕版で、最後のほうは抽象的に圧縮されていて結構難解だったと思う。いきなりアルヴァが死んだりして完全に初見の人には厳しかったのでは。ルルの魂として最初から最後まで舞台上をダンサーが徘徊する形式で、最後に薄れゆく意識の中で伯爵令嬢の声がかすかに聞こえるなかようやく激しく踊る魂とひとつになる演出は、暗いけど救いのないバッドエンドというわけでもない感じですよね。正直もう一度観せてくれ感はあるけど、こうして舞台を読解しようとするのも面白いですね。
次の日、すみだトリフォニーホールにて新日フィルを聴く。指揮アルマ・ドイチャー、ヴァイオリン中原梨衣紗で、モーツァルトの「フィガロの結婚」序曲、ヴァイオリン協奏曲第5番、ベートーヴェンの交響曲第7番というプログラム。やはり新日フィルの音って印象的ですよね。独特の鮮やかさがあって、わたしは好きです。多分新日フィルに行ったのは14年ぶりぐらいで、前回はラヴェルのピアノ協奏曲とサン=サーンスの交響曲第3番で同じ会場だったはず。その時感じた印象と同じ色彩感です。N響、都響、読響がわりと渋めの音作りなので在京オケの中でとても目立つ感じがある。そんなオケにあって指揮者、ソリストのキャラクターがぴったりはまった演奏会だったと思いました。指揮者のプレトークで楽曲紹介があったのも良いですね。わかっとるやろ、ではなく新しいファンを獲得する活動は無限にやったほうがいい。フィガロの結婚序曲は「音楽のシャンパン」と紹介されていたのですが、とても素敵な表現だと思うし事実その表現がよく似合う演奏でした。ヴァイオリン協奏曲も名演。これ単純にわたしが好きな曲なだけというのもあるんですけど、第3楽章のしっかりトルコ感(?)がよかった。ベートーヴェンはめちゃくちゃ快速運転でしたね。でも丁寧さは失われないのが素晴らしい。アルマ・ドイチャーは音楽を本当に楽しくてしょうがないタイプの人なんだなというのが指揮の所作からも伝わってきて、いい指揮者に出会えたなと思います。そしてなんとアンコールは指揮者が14歳のときに作曲したオリジナル曲。ウィーンに住んだ時に警察車両のサイレン音から着想を得たワルツでめっちゃ面白い曲でした。オタクをやっていると渋い演奏会に行きがちですが、こういう楽しい演奏会もいいですね。
上伊那ぼたん
上伊那ぼたん、だいぶ昔に電子で読んだきり放置していたけど、アニメ化で話題になったことで思い出したので物理本を全巻購入した。良すぎです。登場人物の趣味嗜好が全員オタク特効で、誰かしら自分の身の回りにいたら絶対に好きになってしまう。特に北杜やえかさんと遊佐あかねさん、読書傾向からして完全に理学のお姉さんですよね?ちなみにおれがいま読んでいる線型代数の本は北杜さんが読んでいたのと同じです。遊佐あかねさんは絶対に物理学科ですよね??その証拠としてファインマン物理や論理哲学論考や齋藤正彦の線型代数入門を読み、音楽に傾倒し、大学を辞めようとしています。大学を素直に出ようとしない奴は全員物理科みたいな風潮やめろ。しかし、おれのまわりではかなり真です。遊佐さんと北杜さん伊豆半島に羽を伸ばしに行っているのも良いですね。伊豆は本当に良い土地なので... そこでの遊佐あかねさんはエアインテークを大きく大きく開いていて、これはきっと呼吸ができていることを表現しているのでしょう。えっ、違うんですか?そうですか.... でも面白いのが、おそらく遊佐さんも留年はしないタイプっぽいところなんですよね。純粋に頭がよく、出席日数や提出物がヤバいと言ってポロポロ単位を落としながら最終的に最低限の単位は回収しストレートで卒業するタイプの物理屋とお見受けする。上伊那ぼたんの登場人物、大学を辞めそうな人間はいても、留年する人間はいなさそうという謎の綱渡りをしているんだよな。ドロップアウトは大学に行っても行かなくても、精神が良くとも悪くともできるが、留年は本当に大学に行かず最低限の単位すら取らないようにしないとできないので普通の器用さや気力や善性がある人には意外と難しいのかもしれない。
そしてアニメのほうだが、ちょっととんでもないものが出てきてしまったな。これは2020年代を代表するアニメのひとつになると思う。まず曲が良いですよね。これはもう名作になるしかありません。前後半の間に良すぎるピアノと良すぎる絵のアイキャッチがあるのもポイント高いです。存在しない教科書のISBNに404が入っているのはオタク・ニッコリポイント。ぼたんの走るフォームが素人目にやたらと良く見えるのはやはり陸上競技経験者だからですかね。あと郡上先輩、いいお姉さんすぎる。タバコ消失マジック絶対にほんへでやってほしいです。第一話でいきなりぽっと出のぼたんに想い人を盗られようとしているの、かわいいですね.... 創作中の煙草が似合うお姉さんといえば大人のスレたお姉様方が多い印象ですが、学生というある種の繭の中に生きる人としては灰羽連盟のレキが思い出されます。意外とこういう性質の喫煙者お姉さんは少ないですよね。まぁ郡上先輩はすでにバリバリに企業の現場でかなり揉まれているのですが.... あと遊佐あかねさん、チェロ弾けるんですか!?!?絶対にお遊びでバッハの無伴奏組曲を弾いたりしていますよね!?!?いやはやしかし、語彙がない。これはわたしのことです。良いものごとの良さを表す語彙が本当に少なくて困っています。一体何年こういう「良い」だけを連ねた文章を書き続ければいいんだ。
第2話も観ましたが、上伊那ぼたんくんさぁ...ここにさらに張景嵐さんとか登場してもっと湿度上げていくって死人が出ますよこれは。それはそれとして北杜さんほんとうにかわいいというのと、長瀞着いたときのBGM良すぎんか?もう良すぎるものが詰め込まれすぎていて、消滅。以上。
名探偵プリキュア
ついにアルカナ・シャドウさんの出番が来たわね。変身シーンがありえないレベルで美しくて普通に落涙してしまい、わたしはどうしたらよいのでしょうか。「ティアアルカナロッド」ってアイテム名詠唱するところの微笑み好きすぎるし、「シャッフル」で黒紫髪を経由して金髪になるの、何食ってたらそれ思いつくんだって感じだし、「神秘と秘密で包み込む...」のところでカードにお顔が映り込むのドキッとする美しさだし、「キュアアルカナ・シャドウ」の名乗り方が萌え萌えすぎる。変身完了後に雲が途切れて月明かりがマシュタンとアルカナ・シャドウさんを照らすところは音楽と相まって彼女の異常な美しさがよくわかる演出で号泣してしまいました。そして強い。オタクは強い美少女が大好きなので、当然アルカナ・シャドウさんも好きということになってしまう。「来なさい...」と言われてとりあえず素手で殴りに行くアンサーとミスティックめっちゃ面白いです。簡単に拳を躱されて小林もあんなも普通に手刀とかで気絶させられるかと思ったらほっぺぷにと指導で許してくれて優しいなと思いました。アルカナスターレインは対人攻撃に使っていいものじゃないだろ。アゲセーヌはマジのマジでおじゃま虫でしたね...「邪魔しないで」←おれもそう思う!ハンニンダーもほぼ何もせずに倒されててちょっとかわいそうでした。ファントムはチームプレーをしなくてもスタンドプレーから生じるチームワークをやったほうがいいと思う。退散の仕方だけ少佐ダイブっぽくてかっこよかった。ファントムの退散全員それにしてほしい。ところでマシュタンがアルカナ・シャドウさんのことを「アルカナ....」って呼んだのって単なる略称とか愛称なんでしょうか?キュアアルカナがあり、光と影の派生があるとかだったら、どうする?どうしよう.... 後半でファントム脱退してキュアアルカナ・ライトが黒髪白基調衣装で出てくるってコト!?でもライトって微妙な命名じゃない?もっとこう、詩的な名前があるだろ。と思ったけど光要素の名前はキュアエクレールがすでにあるんですね。エクレールはフランス語で稲妻とか雷を意味するらしいですよ。普通に今知りました。洋菓子のエクレアはこれだったんですね。教養/Zero。
しかしアルカナ・シャドウさん、この調子でダークサイドからの真実の探求者としてやっていくのか。こういう役回りは格好がいいですからね、彼女の言動を理解できる子供たち──わたしは明らかにその中に含まれなかっただろう──の自認が全員アルカナ・シャドウさんになってしまうのではないでしょうか。現代の子供たち、こんなものを幼い頃から見せられていてすごすぎる。我が国は教育先進国です。
....ということでね、実は細かいものも出すともっともっと断片があるんですけど、これぐらいにしときます。そろそろ歯を磨いて眠らなければ。夜は眠るほうがいいとされています。校正・校閲は未来の誰かに任せる。人類の活動圏が広がったことを祝して。